近頃、このMMTが何かと話題になっている。
MMTとは、現代金融理論の事であります。
簡単にすると、政府の負債(国債)が増えたとしても破綻しないという理論であります。厳密にいうと説明不足かも知れないけど、イメージはこんな感じ。財政赤字だとしても破綻しないという事です。これを米国民主党のアレクサンドリア・オカシオコルテス議員が主張し始めて、これまで偉そうに語ってた経済学者達が一斉に反論をしている状況です。オカシオコルテス議員は全くひるむ事無く主張を続けてます。
調べれば調べる程、納得の理論です。国の借金は1000兆円を突破した!一人当たり800万円の借金!などと煽ってます。これは財務省のプロパガンダです。過去にも語った事がありますけど、その1000兆円を誰から借りてるの?という事です。
正解は日本国民です。
そうなると、あたかも日本国民が負債を背負わされているような気がするけど、実際は日本国民は債務者ではなくて債権者です。
安倍政権下(それ以前も)の財務省は財政健全化を訴え、そのようなプロパガンダを言い続けていました。失われた20年(30年だよね)を振り返って見てほしい。その財政を健全化させる為に消費税導入及び増税してきた結果、財政は健全化されてきましたか?そして日本は成長しましたか?
答えはNO!です。
日本は完全にデフレに陥り、全く脱却できなかったのです。デフレとは総需要不足の現象で、日本が成長する為には緩やかなインフレが必要です。日本は戦後から緩やかなインフレを続けた為に、成長してきたのです。ところが、この20年は全く成長していないどころか、デフレのままなのです。
自国建て通貨を発行できる国がインフレでデフォルトするカラクリを逆に教えていただきたいです。考えてみたら、この自国建て通貨と政府の債務、そして中央銀行が発行する紙幣について、まともに語れる経済学者を見た事がありません。どうすれば日本の景気が良くなるかをちゃんと語れる安倍ブレイン以外の経済学者っていないのか?って思います。MMTの対立の意見を色々見てみると、MMT論者の説得力は非常にあります。MMT反対論者の意見を見ると、結構苦しい言い訳をしているようです。特に出てくる意見はインフレ懸念です。どのようなカラクリでインフレになるのか?の意見を見てみると、苦し紛れな感じですよ。
そもそもアベノミクスって、年2%のインフレ率を目標にするんじゃなかったでしたっけ?
例えばこちらの大学の先生の意見
政府が破産するといううわさが国債を暴落させるかもしれない→円に戻す→通貨が市場に大量投入→ハイパーインフレ・・・・ はあああああぁぁぁぁ???
って感じです。特に最初の政府が破産するという噂が国債を暴落させるって何??日本円から見た国債って株価みたいに上下運動するんするんだっけ?暴落?って何???おバカな私に説明してくれよ大学の先生。
MMT論者について行く事にします。
さよなら